2020-05-26 第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
○参考人(西沢和彦君) 今回、低在老に限ってではありますが、給付財源は積立金なんですね。積立金は、本来、将来世代の利益のために残しておくべきものであって、今の年金受給者に年金を給付する財源はやっぱり今の年金受給者層から頂戴をしたいと。とすれば、公的年金等控除の見直しによる税収確保が私はふさわしいのかなと思っております。
○参考人(西沢和彦君) 今回、低在老に限ってではありますが、給付財源は積立金なんですね。積立金は、本来、将来世代の利益のために残しておくべきものであって、今の年金受給者に年金を給付する財源はやっぱり今の年金受給者層から頂戴をしたいと。とすれば、公的年金等控除の見直しによる税収確保が私はふさわしいのかなと思っております。
○参考人(西沢和彦君) テクニカルですけれども、国民年金の加入者が厚生年金に入ることによって、国民年金に積立金を残したまま、お土産に残したまま厚生年金に移りますから、国民年金の財政状況は好転する、それをもって基礎年金の給付水準が上がるというテクニカルな説明だと思います。 それでよろしいでしょうか。
だとすれば、やはり西沢和彦参考人もおっしゃいましたが、ひりひりとやっぱりこれ問題だと思うそういう人を是非やっぱり入れて運営をしてほしいというふうに思います。 ところで、玉木参考人が、この委員会の参考人質疑の中で、書いていらっしゃって、そのことについて言及されているのでお聞きをいたします。
十二月九日の本委員会参考人質疑で、日本総合研究所調査部主席研究員の西沢和彦さんは、年金を一階と二階に分けたときに、一階の方が財政検証では削られ過ぎるんですね、一階の基礎年金が。今満額で六万四千円から五千円だと思いますけれども、財政検証では厚生年金のマクロ経済スライド適用はもう二〇二〇年前には終わってしまうと。
○参考人(西沢和彦君) 積立金の運用で損失が発生した場合に、今の年金の仕組みですとマクロ経済スライドの長期化を通じて解消するしかないんですね。それは結局、三十年後、四十年後の将来世代に今の損失のツケが回ることになります。 ですから、今の年金財政の財政検証ですと、例えば四・数%の名目運用利回りを想定していますので、そこに到達しなかった年度についてはその分を早期に解消していく。
○参考人(西沢和彦君) 私は、人材というときに、これまでのGPIFをめぐる議論を見ますと、投資理論とか投資の現場での経験を重視し過ぎだと思っているんですよね。そうでなくて、先ほど申し上げたとおり、年金財政、年金実務、あるいは年金被保険者、年金保険料を集める人たちの現場感覚というか声を知る必要があって、それを教えられるのはやっぱり高井戸の年金機構だと思うんですよね、ビジネススクールじゃなくて。
○参考人(西沢和彦君) 今回の年金額の改定ルールの見直しのうち、賃金変動が物価変動を下回る場合に賃金変動に合わせて年金額を改定する考え方は、私は年金数理上必要であると思います。それでも、ただ数理上であって、制度上の議論については、一階、二階どう分ける、既裁定、新規裁定どうするといった議論が今後引き続き必要であるということです。
資料の次のページ、これは、年金部会の委員もされた西沢和彦先生の「年金制度は誰のものか」という書籍から引用させていただいているんですけれども、ここにまず書いてあります。「年金、特に基礎年金と生活保護は一体的に議論されなければならない」、それから、次の線の部分ですけれども、「日本の場合、年金保険料を四十年間支払っても、年金給付額は生活保護の水準より見劣りする。」
昨年三月、今回のポートフォリオの変更の前提となる年金財政検証に用いられた経済指標、経済前提条件が公表されたときに、社会保障審議会年金部会の委員でもある日本総研の西沢和彦氏は、その決定過程について、GPIFの運用目標は経済的に理論的に導かれた結論というより政策判断だ、リスク資産での運用拡大を求める圧力もあり、それが市場で材料視される中での判断だったと指摘し、安倍晋三内閣はGPIFを株価対策の道具と見ている
十月四日付の毎日新聞で、日本総研の西沢和彦上席主任研究員が、「企業価値を高めるわけでもなく、成長戦略に位置づけるべきではない。」こういう指摘をしているんですね。
きょうは、皆さんのお手元に記事を配らせていただきましたけれども、ここに、社会保障国民会議の委員として参加をしていた日本総合研究所の西沢和彦上席主任研究員の発言が載っています。 線を引いた部分を読ませていただきますけれども、「委員として参加してみて、議論の中身の九五%は官僚がコントロールしており、有識者は事務局が用意した原案に修正を申し入れる程度。変えられるのは全体の五%程度にすぎない。
池坊 保子君 坂口 力君 竹内 譲君 高橋千鶴子君 石田 三示君 中後 淳君 重野 安正君 吉泉 秀男君 山内 康一君 中島 正純君 ………………………………… 公述人 (慶應義塾大学教授) 駒村 康平君 公述人 (株式会社日本総合研究所調査部主任研究員) 西沢 和彦
内山 晃君 豊田潤多郎君 渡辺 義彦君 服部 良一君 柿澤 未途君 山内 康一君 中島 正純君 浅野 貴博君 松木けんこう君 ………………………………… 参考人 (慶應義塾大学経済学部教授) 駒村 康平君 参考人 (株式会社日本総合研究所主任研究員) 西沢 和彦
三案審査のため、本日の午前は、社会保障と税について、参考人として、慶應義塾大学経済学部教授駒村康平君、株式会社日本総合研究所主任研究員西沢和彦君、中央大学法科大学院教授森信茂樹君、社会保障の教育推進に関する検討会委員細野真宏君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。
○参考人(西沢和彦君) 最初、佐藤参考人がおっしゃいましたと思うんですが、こういう趣旨だったと思うんですけれども、結局、人だとおっしゃいました。それは、社会保険庁にしようが日本年金機構にしようが、その中で働くトップや従業員の人だという趣旨だと思うんですね。
○参考人(西沢和彦君) 私は、情緒で語るよりも、正しいデータで若者を説得すべきだと思いますね。例えば、政府は二倍もらえる年金というふうに言いますけれども、二倍ももらえるんだったら払わなくていいじゃないかと、こういうふうになるわけです、その方が国のためになるわけですから。
○参考人(西沢和彦君) シャウプ勧告が出ました後、大蔵省がいったん法案までまとめて、またそれが審議入りせずに廃案になったといったことを、私もそこまでは聞いております。